本作についての注意


 ここは、サイト主が昔ノートにネームよろしく描き殴って創った「自己流の『水滸伝』漫画」を
 イラストや小説にしたもののコーナーです。

 大学時代に『水滸伝』及びその続編『水滸後伝』を卒論テーマに選んでいたので、
 卒論の合間にこっそりノートに殴り描きして楽しんでいたもの(未完)を、
 折角なのでホムペ用に書き直して発表しちゃおう、と始めたものです。
 
 ベースは超有名作品『水滸伝』なのですが、以下の設定を加えたオリジナルの
 『水滸伝』になってるので注意してください。

 1)女の子増量
  
  主人公・宋江をはじめ、花栄や索超などの人物が女性になっています。
  それゆえ勝手なカップル化もありです。(武松と施恩(女)とか…)
  宋江は原作の彼があれなので…少しでもイラッぽさが和らげば(しょ〜がねえなあと
  苦笑できるような子になれば)と思って描いてます。

 2)全体的に若さUP

  キャラの大半が10代〜30代前後程度の若者になっています。
  単に自分が格好いいオッサンばかりの状況を描けないってだけなんですが…(汗)

 3)主人公が宋江と李俊の二段構え

  4)や5)の部分にも関係ありますが、主人公が
  ・「人間(武将)として、自分から戦場に立つ」宋江
  ・「神々の生まれ変わりとして、いやおうなしに戦に巻き込まれてしまう」李俊
  の二段構えになっています。

 4)ファンタジー要素も増量

  原作で最強術士の名を欲しいままにする公孫勝や、その弟子樊瑞は勿論、李俊や
  神火・聖水コンビなどを術士に設定しています。
  更に、「星の宿命」という設定を前面に押し出しているので(李俊サイド)、
  かなりファンタジー要素を増やしてます。

 5)『水滸後伝』要素も入る

  李俊と楽和♀がカップルだったり、呼延灼や徐寧の子供のことを匂わせたりと、
  『水滸後伝』につながるような要素が多少入ります。

 6)「●●の妻」といったような遠まわしな脇役は、そのまま役目を他の108星に
  変えている

  例えば、原作では妻を亡くした秦明が、花栄の妹を次の嫁にもらって義兄弟に
  なったりしますよね?
  そういう役目を、そのまま「花栄の妹」ではなく「花栄」に回したりと、間接的な脇役を
  出すくらいなら、影の薄くなりがちな人物に回して出番を作ってしまっています。
  宋江の父の役割を、弟・宋清に回したり…とか。

 7)物語後半から、梁山泊が暗に二つの派閥に分かれる

  宋江の招安方針に疑問を持つ一部の好漢たちは、表面的には宋江の意思に従いながらも、
  盧俊義を頭とした「招安を良しとしない派」に属する展開になります。
  李俊たち水軍を筆頭に、いわゆる庶民階級の者たちの多くがこちらの派閥になります。
  …好きなんですよね、原作の「折角捕まえたのに、どうせ宋江が逃がしちゃうんだから」って
  内緒で殺っちゃう李俊と張横(笑

 8)あくまで「オリジナル設定」

  『水滸伝』ははるか昔の中国での物語ですから、現代日本人には、
  理解できないことや納得できない判断も多々あるというものです。
  …というわけで、登場人物は当サイトなりの人物像や設定が加わってきて、
  「こんなの『水滸伝』じゃねえよ」と思う部分が出てくると思われます。
  でも、あくまで「このサイトでの設定」のものなので、深く気にしないで下さい。
  デザイン的にもチャイナにこだわってませんし。

  また、同じ読み方がいて紛らわしい名前(そうせい、ちょうせい)は、
  曹正→そうせい、宋清→そうしん、張青→ちょうせい、張清→ちょうしんと、
  勝手に読み分けてしまったりもしています。
  常用漢字にない漢字の名前の人とかも、字を変えてたり。(きょうおうやりこんなど)
  これは難しい字がネット上では出せずにカタカナ表記になってしまうのがイヤなので、
  意味など関係なく、似た字や格好が付くような字を代理で当ててしまっているだけです。
  頭の中で正しい字・読み方に変換して見ていただいて全く問題ありません。

  自分の書くものははっきり言って漫画的なので、検索とかを辿ってここに寄られた
  落ち着いた年齢の方々には、ちょっとつらいかもしれません。(汗)
  その辺は自己判断でお願いします。
 
  …長々と書きましたが、以上の設定を踏まえて興味が沸きましたら、見ていって
  くださいませ。