○属性って?
ぶっちゃけ、術士以外にはそれほど影響しない能力です。
術士は自分の属性が得意、かつ五行思想で自分の属性に優位なものが不得手となっています。
ただ、属性ごとに得意分野があったり、ハン○ー・ハ○ターのような性格診断ができます。
星座や血液型のかわりに、その好漢の性質を分かりやすく示したものとでも思ってください。
・火属性…単純一途。完全に戦士向き。
あまり頭を使うのが得意ではなく、とにかく勢いで突っ走りがち。
代表者は魏定国(術士)、李逵、史進など。
・水属性…裏あり腹黒策士系。
状況や相手によって顔を使い分けることに長けた、頭を使うのが得意なタイプ。
中身真っ黒な人も結構多いのが難点。
代表者は単廷珪(術士)、呉用、燕青など。
・土属性…石橋を叩いて渡る慎重派。部隊長向きタイプ。
縁の下の力持ちタイプで頼れるが、反面頭が固く、
あまり器用な生き方のできない一面も。
代表者は樊瑞(術士)、関勝、索超など。
・木属性…マイペースな一匹狼。
割と何でも独りでこなせてしまうため、あまり他人と接点を持とうとしない傾向あり。
クールでドライなタイプ。
代表者は公孫勝(術士)、楊志、張清など。
・金属性…木属性とは逆に、他人と助け合うためにあるような存在。
一芸のみに秀でている職人タイプが多く、他人をサポートすることで真価を発揮する。
争いごとや前に出ることはちょっと勘弁。
代表者は孔明&孔亮(二人でやっとこ一人前術士)、安道全、金大堅など。
○108星の前世について。
話が進めば玄女さまや公孫勝から説明があると思いますが、
そこまで行くのはかなり先になりそうなので。
こんな小説でもネタバレが嫌でしたら、ここはスルーしてください。(反転アリ)
・この108星は、昔天帝に対して反乱を起こした不届きものの星たちの生まれ変わりです。
・その反乱は、天魁星によってそそのかされた天向星(字変えてます、盧俊義の星です)を
首領として起こったものです。
・そこには(巻き込まれた形ですが)天帝の娘も天寿星として加わっていました。
・結局、百八星の乱は、天帝軍によって鎮圧されました。
・星たちは罪を償うために、次に人間界が荒れたとき、それを正しく平定する力になる
使命を負わされました。
以上の事柄から、そもそもの発端の天魁星(宋江)は最も重い罰を負わされ最弱に、
いちばん巻き込まれた形の天寿星(李俊)は最も罪が軽く、
神としての能力を残した存在になっています。
(李俊の場合、それが裏目に出て、人間の世界に馴染めない要因となってたりするんですが…)
宋江・李俊・盧俊義・公孫勝以外の星に与えられた罰は平等なので、残りの星は天向星→強い人、
地殺星(字変えてます)→弱い人と単純に考えてくださって結構です。
○晁蓋さんはどういう扱い?(反転アリ)
ネタバレすると、九天玄女さまがガイド役として使わした、百八星とは
直接関係のない神様側の方な設定です。
盧俊義と姿かたちがそっくりなのは、盧俊義と宋江の出会いをスムーズにするため。
○宋江派と盧俊義派
原作の盧俊義さんといえば、「副頭領の割には何もしてないよねこの人」なお方ですが、
このサイトでの盧俊義さんには、もうちょっと「副頭領」としての意味合いを持たせた
扱いをさせたいなと思っています。
なので、このサイトでは、梁山泊が(明確に二つに割れてるわけじゃないですが)
招安バンザイな朝廷派→宋江派と、
庶民階級の招安否定派→盧俊義派に分かれる形で、温度差を持っているという形に
したいと思っています。
そこまで描ければいいなあ…(ボソ
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