　青面獣・楊志（せいめんじゅう・ようし）　木属性

　剣士としての実力はかなり高いが、少々性格に難のある男。
　顔の右半分に青痣が広がっている。
　エリートでプライドも高く、高圧的で空気が読めないため、本人的には悪気なく言った言葉で
　相手の神経を逆なですることが多い。
　そのせいもあってかトラブルに巻き込まれやすく、本人にツキもあまりないので、事態が大惨事になることも。
　頭の回転が早く、悪口がぽんぽん出てくるのも悪化させる一因。
　由緒正しき武の名門の出で、本人もそれに誇りを持っている。

　何かと林冲につっかかり、よく魯智深たちになだめられているが、それも彼の実力を本心では
　認めているのと、「不幸なヤツは他にもいるのに（←主に俺とか）、自分ばかり不幸なツラして
　悲劇ぶりやがって」という思いが大きいから。
　魯智深いわく、「クセはあるけど付き合ってみると面白い男」。

　愛刀は、名刀『吹毛剣』（両刃の片手剣）。
　剣に毛をふっと吹きかけただけで切れてしまうほど鋭い刃を持つ。
　